その商品名のインパクトと実際の製品のクオリティの高さで発売当初から質の良いヘアアイロンとして認識されてきた絹女(KINUJO)。
今回は、絹女を3年使ってみての本音レビューでその底力に迫りたいと思います!
購入のきっかけ
私が絹女(KINUJO)のカールアイロンを購入したのは2022年10月。
当時すでに型落ちだったため、約16,000円という比較的手頃な価格で入手しました(購入情報が古すぎて当時の製品情報ページがすでになく型番は不明。本体にも未記載)。
選んだのは32mmのカールタイプです。
それまで使っていたのはクレイツの26mm。カールの質は悪くなかったのですが、もう少し太めのカールが欲しくなり、探していて見つけたのが絹女。
クレイツはお値段もそれほど高くなく(7,000円以下)使いやすい製品であることはわかっていたので、クレイツの二本目にするか、それとも高額(20,000円以上)な絹女にするかでけっこう悩みました…。
が、「使った方がむしろ髪が綺麗」「シルクプレートで艶のあるカールができる」という口コミに惹かれ、さらにめちゃくちゃ髪質改善にこだわりのある行きつけの美容院のドライヤーが絹女だったこともあり、冒険してみるか!と購入を決めました。

とにかく少しでも髪がキレイに見える可能性があるなら!と絹女にかけてみました!
KINUJOってどんなヘアアイロン?
で、ここでおさらいですが、絹女の特徴は以下の通りです(公式より)。
- シルクプレート:髪との摩擦を減らし、ツヤのある仕上がりを実現
- 高速立ち上がり:電源を入れて約30秒で使用可能
- 温度設定:100〜200℃まで10℃刻み
- 海外対応モデルもラインナップ(※私が使っているのは非対応)
私のモデルは3年以上前のものですが、この「シルクプレート」と温度調整機能は最新モデルにも引き継がれています。
最新モデルとの違い
- グリップ形状の改良:持ちやすさアップ
- ロック機能の精度向上:巻いている最中の誤作動防止
- 海外対応モデルの追加:旅行や出張でも使えるように
特にロック機能は私のモデルで唯一の不満点だったので、この改善は大きいと感じます。
3年間使ってわかったメリット
そして、購入から約3年…使い続けてわかったことは以下の3点に集約されます。
カールしやすく、適度なグリップ力
口コミ通り、適度なグリップ力で滑らせやすく、カールの形も作りやすい。
ツヤのある「つるん」とした質感のカールが簡単に作れます。
髪が傷まない
一番驚いたのは縮毛矯正している髪でも見た目の傷みが出なかったこと。
在宅勤務が多かった最初の2年は週2〜3回、
フル出勤になった直近1年は週5〜6回と
かなりの頻度で使っていますが、枝毛や切れ毛、パサつきといった変化はゼロ。
(内部的なダメージはわかりませんが、見た目の状態は使い始めた3年前とほぼ変わりません。)

口コミはダテじゃなかった!
これだけ使って髪ダメージがないのはすごい…
シルクプレートの底力
比較対象として適切ではないかもしれませんが、パナソニックの最新ナノケアストレートアイロン(当時2万円強)は、使用すると仕上がりがややパサっとした印象に。
一方、絹女では同じ温度帯でもツヤ感が出る。やはりシルクプレートの効果は大きいと実感しました。
まあこれは髪質によるものもあるかもしれませんが、ナノケアは娘(高校生)が使ってもパサっとした感じの見栄えになってあまりキレイな仕上がりにならないです。
(そんなわけで残念ながらナノケアはほぼ使っていません^^;絹女より高かったのになぁ…)
温度設定と仕上がりの関係
絹女本体から少し話題はそれますが、私が普段使っている温度帯についても触れておこう思います。
美容師さんのブログでもよく見かけますが、アイロンの温度は(髪にとっては)低いに越したことはないと言われています。
私もその考えに賛成ですが、実際に使ってみると温度によって仕上がりに差が出ます。
- 100〜110℃:ゆるめカール。長時間保持は難しいが、柔らかい雰囲気になる(ナチュラル仕上げに向く)
- 130℃:傷みにくさとカール持続のバランスがちょうどいい(私が愛用している設定)
- 150℃以上:しっかりカールがつくが、髪への負担も増える
私は縮毛矯正毛なので、130℃で毎回安定したカールが作れて、かつ髪のコンディションも保てていると感じています。
他社製品との比較
あまり参考にならないかもしれませんが、他製品との比較も少し書いておきますね。
クレイツ(26mm)との違い
- クレイツもカールの保持力は良く、巻いた髪の仕上がりも割とキレイでした。
- ただ、巻いた髪を離す時に筒から外しにくい時があり(巻き込み具合や量によって)「(外れない〜!)わわわ!」と焦ることも。
- やはり使用頻度が多いと少し髪がパサついた印象になってくる感がありました。
パナソニック ナノケア(ストレートアイロン)との違い
- ストレートアイロンなので、そもそも比較対象としていいかどうかですが、プレートに挟んで髪を流す時にけっこう引っかかる感じします。
- 仕上がりは若干パサっとした質感…あまりツヤツヤという感じには見えず。

これをみる限り、アイロンの使用頻度が低い、という人は『クレイツ』という選択肢もありそうだにゃん!

そうそう、クレイツも価格帯に対してそれ以上のいい仕事してくれてたよ
ちょっと残念な点
と、3年使って、機能的には大満足の絹女ですが、ひとつだけいただけない点があります。
それは、タッチパネル式のロックが外れやすいこと。
髪を巻いている最中に、気づかないうちに温度が変わってしまうことが多く、
通常130℃で使っているのに、いつの間にか200℃近くになっていたり、100℃になっていたりします(笑)。
ロック解除には3秒長押しが必要なはずですが、それでも頻繁に起きるため、使用中はちらちら温度を確認する癖がつきました。
ただし、これは3年以上前のモデルなので、最新モデルでは改善されているのではないかなと思います。
現在の価格と試し方
最新モデルは約25,000円と安くはない価格帯ですが、今は家電レンタルサービスもあるみたいですね。
いきなり買って「期待外れだった」となるのが不安な方は、月3,000円程度でレンタルできるサービスを利用し、使ってみてから購入を決めるのもおすすめです!
https://mall.air-closet.com
様々な美容家電がレンタルできるエアクロモール
まとめ|3年使っても手放せない理由
- 髪が傷まない
- カールが作りやすい
- ツヤのある仕上がり!(←これが一番✨)
絹女はこの3つが揃ったアイロンです🎵
タッチパネルの癖はあるものの、総合的には買ってよかった家電ベスト3に入るレベルでした!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました☺️
みなさんのお買い物の参考になれば幸いです!
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