忙しい毎日のなか、「片づけなきゃ」と思いながらも、なかなか手がつかない日ってありますよね。
完璧を求めると、かえってハードルが上がってしまって、片づけが“重たいタスク”になってしまうことも。
でも、片づけって本当は「心を整える小さな手段」のひとつ。
今回は、気負わずゆるく、でもちゃんとスッキリできる5つのステップをご紹介します。
Step1|“全部やる”をやめて、“1箇所だけ”に絞る

「今日はキッチンのこの引き出しだけ」など、具体的な“ひと枠”を決めるのがコツ。
範囲が小さいと、始めるまでの心理的ハードルがぐっと下がります。
そして小さな達成感が得られることで、自然と他の場所にも手を伸ばしたくなることも。
Step2|“しまう”より“減らす”を意識する

収納グッズを買い足す前に、まずは「これ、まだ使ってる?」と見直してみましょう。
減らすことを前提にすると、収納も自然とシンプルになります。
とくに「なんとなく取ってあるもの」は、思いきって手放すことで空気感が変わるかも。
Step3|“片づけの前”にお茶を一杯

「よし、やるぞ!」と気合を入れるよりも、ゆるっと始める方が続きやすいものです。
お気に入りのマグでお茶を飲みながら、整えたいスペースを眺めてみてください。
“やらなきゃ”が、“ちょっと整えようかな”に変わっていきます。
Step4|写真を撮って“視覚的に整える”
片づけ前と後をスマホで撮って比べてみると、自分でも驚くほどの違いが実感できることがあります。
視覚から入るスッキリ感は、言葉以上にモチベーションにつながるツールになります。


Step5|“今日やった自分”をちゃんと褒める
片づけの最後に、「今日はここまでできた」と自分にちゃんと声をかけてあげるのを忘れずに。
たとえ小さな一歩でも、“自分との信頼貯金”を積み重ねていく感覚を持てると、
暮らしそのものがちょっとずつ整っていきます。
ゆるくていい。だから続く。
片づけは、やろうと思えばいくらでも終わりがなくなるもの。
でも、「気持ちが整って、自分を少し好きになれる」——
そんな感覚を大切にしていくことのほうが、長い目で見ればきっと大事です。
心にも、暮らしにも、少しだけ余白を。
今日も自分に優しくいられますように。

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